【心に残る】泣ける!感動小説おすすめ7選!




こんにちは、朝木です。世の中にごまんと溢れる小説の中で、何を読んだら感動できるかわからない。そんな方に特に私が感動した作品を紹介していきたいと思います。ストレスの多い現代社会、涙を流して心をリフレッシュするのに最適な作品たちです。

「かがみの孤城」

あなたを、助けたい。学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた。なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。

amazonより抜粋

「いじめ」という重たいテーマを、様々な立場に立って考えることができる作品となっております。私が読んだ小説の中でも特にメッセージ性の強かった本書。

不安な気持ちを常に抱き、どんなことに対しても多感な時期だからこそ「周囲の理解」が必要だった。登場人物の心情がリアルに描かれており、繊細な心がひしひしと伝わってきました。「誰にも理解されない」そんな彼らがお互いに理解を深め合い、共感し、次第に仲間として打ち解けていく。当然のことかもしれませんが、助け合う仲間がいるということに自然と涙が溢れてきます。冒頭でも言いましたが「いじめ」という重たいテーマを扱いながらも、読後は温かな優しさに包まれました。

そして最後にもう一つ。もっと早くに本書と出会っていたかった・・・。だからこそ彼らと同年代の学生さん、その親御さんには絶対に読んでほしい。きっと私のように心の底から本書に出会えて良かったと思うはずです・・・。

『そんな奇跡が起きないことは、知っている』

「蜜蜂と遠雷」

3年毎に開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」というジンクスがあり、近年、覇者である新らな才能の出現は音楽界の事件となっていた。養蜂家の父とともに各地を転々とし自宅にピアノを持たない少年・風間塵16歳。かつて天才少女として国内外のジュニアコンクールを制覇しCDデビューもしながら13歳のときの母の突然の死去以来、長らくピアノが弾けなかった栄伝亜夜20歳。音大出身だが今は楽器店勤務のサラリーマンで妻子もおりコンクール年齢制限ギリギリの高島明石28歳。完璧な演奏技術と音楽性で優勝候補と目される名門ジュリアード音楽院のマサル・C・レヴィ・アナトール19歳。彼らをはじめとした数多の天才たちが繰り広げる競争(コンペティション)という名の自らとの闘い。第1次から3次予選そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか?

裏表紙より抜粋

 ピアノの奏でる音色に必ず心を奪われ夢中になれる。本から聞こえてくるはずのない音が、本を飛び出し言葉を超えて私の耳に心に届いたような気がします。知らないはずの曲が聞こえてくるという不思議な感覚。それほどまでに著者である恩田陸先生の描写は素晴らしかった。

作品の内容は一部の天才しか足を踏み入れることさえ許されない、世界屈指のピアノコンクールでの熱き物語。ただでさえ遠い世界のように感じる場所に観客として招待され、なおかつ夢のような時間を提供してくれる。そんな一冊。勝負の世界で定番であるライバルも明確な敵も存在しないのに、胸を熱くしたり緊張したり涙を流したりと、非常に感情を揺さぶられる。登場人物も個性豊かで読んでいて嫌な気一つしない。

読後はピアノの、否、音楽の素晴らしさを再確認させてくれるはずです。

『世界はこんなにも音楽で満ちている』

「青春ブタ野郎」シリーズ

梓川咲太は野生のバニーガールに出会った。しかも彼女はただのバニーガールではい。咲太の高校の上級生にして、活動休止中の人気タレント桜島麻衣先輩だ。数日前から彼女の姿が”周囲の人間に見えない”という事象が起こり、図書館内で検証をしていたらしい。これはネットで噂の不思議現象”思春期症候群”と関係があるのか。原因を探る名目で麻衣とお近づきになった咲太は、謎の解決に乗り出すが__?

帯より抜粋

私が心の底から愛して止まないシリーズ作品です。そして一人でも多くの人に読んでもらいたい作品でもあります。

本書からは本当に多くのことを学びました。特に幸せの意味。一瞬の大きな幸せよりも、日常にちりばめられている小さな幸せ一つ一つを感じていればいい。刹那的な感動よりも些細な事でも感動できるそんな日常を、自分も大切な人ともに創り上げていきたい思うようになりました。

友情や家族愛に命など少々重たいテーマではありますが、非常に深く考えさせられます。私自身本書を読むごとに少しずつ人として成長しており、何より他人に対して優しくなったと思います。

特に本シリーズは5巻である「青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない」から「青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない」にかけては、涙なしでは語れない内容となっております。読後は独特の爽快感とともに大きな感動があなたを待っています。

『わたしはね咲太君。大好きな人には幸せになってほしいんです』

「君の膵臓をたべたい」

偶然、僕が病院で拾った1冊の文庫本。タイトルは「共病文庫」。それはクラスメイトである山内桜良が綴っていた、秘密の日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて――。病を患う彼女にさえ、平等につきつけられる残酷な現実。【名前のない僕】と【日常のない彼女】が紡ぐ、終わりから始まる物語。

amazonより抜粋

奇妙なタイトルと繊細な装画に目を惹かれ、気づけば手に取っていた1冊です。

本書を一言で紹介するのであれば「儚い青春群像劇ここに極まり」。常に死生観を抱きながら送る日常、普段の私たちとは乖離しています。そんな彼女と出会ってしまった僕。言うなれば陰と陽のような2人が、共に支え合い必要とする姿に涙をこらえきれませんでした。

『毎日、生きているって思って生きるようになった』作中に彼女がこぼした言葉です。普段の生活で私たちが同じことを思う機会って少ないと思うんです。だからこそ本書を通して「生きる」ことを当たり前にしないで、毎日を特別と思えるようにしていきたいなって。何よりも生きる意味を考えさせられました。

『死に直面してよかったことといえば、それだね。毎日、生きてるって思って生きるようになった』

「本日は、お日柄もよく」

OL二ノ宮こと葉は、想いをよせていた幼なじみ厚志の結婚式に最悪の気分で出席していた。ところがその結婚式で涙が溢れるほど感動する衝撃的なスピーチに出会う。それは伝説のスピーチライター久遠久美の祝辞だった。空気を一変させる言葉に魅せられてしまったこと葉はすぐに弟子入り。久美の教えを受け、「政権交代」を叫ぶ野党のスピーチライターに抜擢された! 目頭が熱くなるお仕事小説。

裏表紙より抜粋

胸を焦がすほどに熱く、熱中できるお仕事小説です。

作中のスピーチで放たれる言葉一つ一つの力に圧倒されっぱなしで、言葉の持つ深い意味や素晴らしさを改めて実感しました。言葉に人の想いが宿ると言いますが、本書を通して漸くそれを目の当たりにすることが出来ました。日常会話でも大事な演説でも使われる言葉は同じあり、違いといえばその言葉にどれだけの想いが込められているかです。言葉で多くの人の心が動く瞬間、思わず感極まって涙してしまいます。

人の名前もそうですよね、例えば言織(いおり)という名前。「言葉で人と人とを繋ぐ存在になってほしい」という親の願いが込められているのだと思います。そんな言葉の持つ不思議な力、体感してみてください。

困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している。 

「西の魔女が死んだ」

中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変わるひと月あまりを、西の魔女のもとで過ごした。西の魔女ことママのママつまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女の修行の肝心なかなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも……。

裏表紙より抜粋

不登校になったまいとおばあちゃんの紡ぐ優しい物語です。読後は自然と笑顔になり、涙が一滴ほほを伝い、清々しい気持ちになれること間違いなし。

情景描写が非常に美しく、のんびりした空気の流れる雰囲気が何とも心地良いのだ。ですが作中でおばあちゃんの語る言葉がいくつも胸に突き刺さります。それは厳しい社会を生き抜くための教訓であったり、自分で決めるという意志の力を身に着けることであったりと、私たちにも必要なことをたくさん教えてくれました。自分の意志で決めたことが自身を形成する本質になっているのですね。「さあ、本書を読んだあなたは、これからどう生きる?」と読後は作者のそんな問いかけが頭の中に残ります。

ひと夏の少女の成長の物語。ノスタルジーな思いを抱くのは当たり前。郷愁に思いを馳せて、清々しくも優しく、温かな気持ちになってみませんか?

『自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありませんよ。サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。シロクマがハワイより北極で生きるほうを選んだからといって、誰がシロクマを責めますか』

「生きるぼくら」

いじめから、ひきこもりとなった二十四歳の麻生人生。頼りきりだった母が突然いなくなった。残されていたのは、年賀状の束。その中に一枚だけ記憶にある名前あった。「もう一度会えますように。私の命が、あるうちに」マーサばあちゃんから?人生は四年ぶりに外へ!祖母のいる蓼科へ向かうと、予想を覆す状況が待っていた。人の温もりにふれ、米づくりから、大きく人生が変わっていく。

裏表紙より抜粋

いじめから引きこもりになった青年が米作りを通して、人生をやり直す言わば再生の物語。こちらも情景描写がたまらなく美しい。田舎の風景や匂い、何より人の温もりを自身の肌で感じることが出来ます。

新たな一歩を懐かしの場所で。青年が生きる源であるお米を作ることで、人の温もりや食の大切さ、私たちが生きる部分での本質を本書は教えてくれました。「自然と、命と、自分とみんなをひっくるめて支え合いながら生きている」のだと。人生で一度失敗したから何だと言うのだ。何度だってやり直せるし、あなたを愛し待ってくれている人が必ずいるのだから。

読後は生きる活力が湧いてくる、不思議で素敵な作品となっております。世界一美味しいお米で作ったおにぎりの秘密を、あなたも知ってください。

『堂々と、自分の人生を、自分の好きなように生きなさい』

最後に

いかがでしたでしょうか。一口に感動といっても色々種類があると思います。胸を熱くする展開に涙したり、大切な人が傷つき涙したり、安堵からくる涙だってあります。今回は一応幅広く集めたつもりをしています。私自身、本との出会いはまだまだ続くと思っております。良ければこの中でご紹介した1冊を手に取るとともに、あなたのおすすめも私にお聞かせください。お待ちしております。




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