こんにちは。朝木です。昨日「ドナーソング」という曲を耳にしまして私、歌詞にちりばめられている言葉やフレーズの一つ一つに胸を打たれました。そしてその言葉やフレーズの一つ一つが私に、ある作品を想起させてくれたのです。それが
「青春ブタ野郎シリーズ」

作者は鴨志田一先生。有名作品としましては「さくら荘のペットな彼女」という作品が存在します。こちらは今年の誕生日に友人にフルセットで頂くつもりをしています。後よく本のしおりを無くすので、それもセットでお願いしようかな・・・話がそれました。
本シリーズは私が人生の中で最も涙した作品でございまして、その部分を踏まえ「一番誰かに読んでほしい作品」として私の中に刻み込まれています。そこでこれを機に今一度読み返そうと思い記事を書くことにいたしました。
今回の記事では本書の内容や世界観、それからどういった感動が得られるのかということをざっくりと紹介したいと思います。後日、一冊一冊丁寧に紹介していくつもりです。
青春ブタ野郎シリーズ
本シリーズは7巻で編成されているライトノベルとなっております。1作目から紹介しますと
「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」
「青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない」
「青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない」
「青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない」
「青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない」
「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」
「青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない」
「青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない」
このようになっております。いやー、正直に言いますとどれも書店にて手を伸ばしにくかったですね。タイトルからラノベ特有の感じが出ていると言いますか。ですが鴨志田一さんの作品の「さくら荘のペットな彼女」でドはまりした私には関係のない話なのです。作者の描く世界観に興味を持ったことが本書を手に取ったきっかけですね。
どんな内容?
簡潔に述べますと高校生の男女が織りなす青春ストーリーです。主人公の梓川咲太(あずさがわさくた)と、ヒロインである桜島麻衣(さくらじままい)の二人が図書館で出会うところから物語は始まります。そして冒頭からとんでもない展開が待っています。それが
「思春期症候群」
と呼ばれるもの。都市伝説に似たようなどこか信じがたい噂話。これが現実となって誰かの身に降り注ぎ、それを解決しながら青春を謳歌していくといった内容となっております。しかしそのSFじみた「思春期症候群」の内容が、人間なら誰しもが一度は考えたり感じたりすることのあるものになっているのです。
私の思う「青春ブタ野郎シリーズ」の一番の売りは、主人公である咲田の人を想う気持ちや抱く感情にどんどん引き込まれていくところであり、それに加え会話文章や心理描写、風景描写などが真っ直ぐ伝わってきて非常に読みやすい部分です。
特に5巻目である「青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない」から7巻目の「青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない」は涙なしでは語れない内容となっています。そして読後は目頭が熱くなると同時に、独特の爽快感が待っています。実際に「読んでいる」といよりも「心身すべてをフル稼働させて作品を感じている」と表現したほうが的を射ているでしょう。
私の大好きな作品です
是非一人でも多くの方に手に取ってもらい読んでいただきたいと思っています。
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